きのくに音楽祭と情操教育

12月例会に きのくに音楽祭プロデューサー 宮下直子氏をお招きして「第2回きのくに音楽祭」終えての成果を映像とお話で聞かせいただきました。和歌山の音楽文化向上への熱意と情熱を充分に感じた卓話でした。
宮下直子様のお話から・・・。
・10年計画で和歌山市の小学校の生徒たちにプロの音楽家によるアウトリーチ、
各小学校を訪問 生の音楽の楽しさを届ける予定です。
・今年度は、こども園、小学校5校を訪問しました。質問したりさせたり、考えさせるアウトリーチの演奏会でした。生徒たちの感動感激興奮が直に伝わり嬉しいことでした。
・AR冊子を作成、和歌山在住の全生徒に配布しました。

・「きのくに音楽祭」のメインコンサートの前には
“ 0歳児へのコンサート ” きびしいオーディションを経た子供たちのコンサート、”若い芽のコンサート ” を開催いたしました。ピアノ、チェロ、トランペット、フルート etc.とても上手な子どもたち、その中には世界に羽ばたきたいという子どもたちがいて、このようなコンサートがあふれる才能の発掘、それを育てるのが私たちの役目。子どもたちに光を当てたコンサートをたくさんいたしましたと熱くお話されました。

SI和歌山紀ノ川の「子どもたちへの支援」は活動計画の1つですが、私たちは喜んで協賛させていただきたいと思っています。
「宮下先生、本日はありがとうございました」宮本安津子会長からお礼の気持ちを差し上げました。

  次回「第3回きのくに音楽祭」は2022年2月」開催予定とお聞きしました。

コロナ禍のとき、SI和歌山紀ノ川は。

私たちのクラブは、2021年春、認証30周年記念日を迎えます。チャーターメンバーで30周年記念事業委員会を立ち上げ、準備委員会が動き出しています。

今年度のクラブテーマを

   “ Soroptimist   Forward あなたと繫ぐ あしたへ継ぐ ”  と定め、

30周年に向けてさらに盛り上げてゆきましょう!」と 2020年度の活動をスタートいたしました。

SI和歌山紀ノ川会員 現在24名 一丸となって始動しています。

継続事業を大切に、世界にも目を向けながら、支援を必要とする立場にある女性と女児のために、地域社会への貢献に心血を注ぎ、コロナに負けることなく前進いたします。
今期、心ならずも恒例の留学生交流会を開催することができませんでしたが、その必要経費等を国立大学法人和歌山大学グローバル人材育成事業に活用していただくようにいたしました。

新型コロナウイルス感染拡大のため、これからも少なからず影響が出るかもしれません。計画通りの活動が出来なくとも「安心」「安全」を心掛け ① 継続奉仕事業    ② 青少年育成支援事業 ③ 国際交流活動をクラブの三本柱とし、30年培ったソロプチ ミスト精神を活かし全会員で実り多い30周年を迎えられるよう「和歌山紀ノ川」らしい奉仕に力をそそぎ前進いたします。

ここで、和気あいあい仲良く活動するSI和歌山紀ノ川会員24名をご紹介です。

コロナ禍のとき、留学生を支援

毎年、SI 和歌山紀ノ川では留学生交流会の開催とスピーチコンテストの支援を継続して参りましたが、今年度の交流会の開催を断念いたしました。
多くの留学生を受け入れている和歌山大学では、コロナ禍による留学生の入国後の負担費用の増加に苦慮していると伺い、開催できなくなった留学生交流会の為の予算等を留学生のために使って頂けるよう支援金としてご寄附させていただくことと致しました。

(クパ二・ルンビディ副学長の見守るなか、宮本会長から伊東学長にお渡しました)
国立大学法人和歌山大学 伊東千尋 学長からは「大学の方向を応援支援してくださる方々の存在がとてもありがたいことです。感謝です」とお気持ちをお話になりました。
🌸寄贈式を終え伊東千尋学長、宮本安津子会長を囲んで(写真提供:和歌山新報)
後日、学長よりお便りが届きました。以下抜粋です。
「国立大学法人和歌山大学基金にご賛同いただき、寄附を賜りましたことありがたく厚くお礼申し上げます。貴クラブよりいただきました貴重なご寄附はグローバル人材育成事業のために活用させていただきます。 令和 2年10月30日 学長 伊東千尋」

早くコロナを気にせず生活ができるようになり、世のなかが落ち着いて、安全な環境のもと希望にあふれ勉学にいそしむ学生たちに、お会いできる日を心待ちにしております。
また、ご一緒に留学生交流会を楽しみたく思っています。

 子どもたちへの支援

音楽のプレゼント
SI 和歌山紀ノ川の継続奉仕活動の一つ「子どもたちへの支援」として、きのくに音楽祭に協賛させていただきました。
“ きのくに音楽祭 ”では学校でのアウトリーチ公演を積極的に行われています。今年も5校の小学校とこども園で演奏会が行われます。その取り組みに賛同し、ご支援させていただきたく「きのくに音楽祭2020青少年賛助金」をきのくに音楽祭総監督東京芸術大学学長澤和樹先生を訪問、お届けいたしました。
昨年から始まりました「きのくに音楽祭」を来年、再来年と継続的により充実した内容で開催されるご予定だそうです。楽しみに応援させていただきたく存じます。

♪ 澤学長は「若い人たちへ音楽をとのソロプチミスト様のご厚意ありがとうございます」とお礼をのべられました。
♪ 玉置副会長は「未来を担う子どもたちに、すばらしい生の音楽にふれる機会を提供されているのは素晴しいことと存じます。和歌山の子どもたちはほんとうにお幸せと思います。日々の生活の中で音楽を楽しんで心豊かに成長していただければと願っております」と話しました。「次代を担う子どもたちに心に残る音楽との出会いを体験してもらうよう音楽祭に出演したプロの音楽家たちが出前コンサートを開催されます」

生徒たちも、きっと楽しんで聴いてくれることでしょう。

図書館をたのしもう!

和歌山市民図書館が2020年6月に知性と感性を磨く場としてリニューアルオープンされました。
ここに2019年12月開催のチャリティコンサート&バザーの収益金から開館を記念いたしまして、子どものためのフロア 4階 子ども図書館にかけ時計を、子どもたちが元気に遊ぶ姿を見守りながらティータイムを楽しむことができるテラス席がある屋上芝生の広場に屋外太陽電池式時計を寄贈させていただきました。

次代を担う子どもたちの支援は私たちの継続奉仕活動の一つですが、このたび市民図書館の開館に時計をお贈りするという素晴しいチャンスをいただけたことはSI和歌山紀ノ川にとりましてうれしいこととと思っております。
「えほんの山」イベントスペースや子ども図書館で遊びながら楽しみながら本に出会い、聴く、読む、理解する、表現する・・いろんな力を身につけて、遊びながら、学びながら、心豊かな人に成長してもらいたいと願っております。

2020年9月30日 和歌山市役所市長室に於きまして贈呈式が行われ、宮本安津子会長より目録を贈呈し、尾花正啓市長より感謝状を頂戴いたしました。

教育局長のお話「時間を忘れてくつろいでもらうということで新しい図書館には時計をおいてなかったが、子どもの教育 小さい子どもが時計を見て時間を読むのも教育の一つと考え、子どもがたくさん集まる4階と屋上に時計をしたらどうかなぁと市とクラブ 双方で時計に決めました。建物のデザインのこともありますので、ものの選定は市にお任せいただいた」と報道へのご説明がございました。
最後に懇談「たくさんの本にかこまれて。ただ今、一日 3000人の来館者があり、子どもたちもたくさん来ています。時計を活用させていただきます。ありがとう」と尾花市長からお言葉をいただきました。記念撮影で行事を終わりました。

学生ボランティア賞を贈呈

SI和歌山紀ノ川 黒田美智子会長 は 8月29日(土) 和歌山信愛高等学校を訪問、「 GAC 」が2019年度国際ソロプチミスト日本財団学生ボランティア賞において優秀な成績を収められましたので「学生ボランティア賞クラブ賞」を贈り表彰いたしました。
2019年度会長が「クラブ賞をいただきまして嬉しいです。ご支援ありがとうございます」とごあいさつ。
学校のクラブの説明ですが、GACは正式名称「Global Activity Club」と言います。SGHのカンボジア研修の際に、カンボジアの子どもたちに教育を届けたいと現地で奮闘するシスターのもとを訪れた生徒たちの「日本にいる自分たちでもできることがあるはずだ」という思いから生まれた、まだ歴史の浅い新しいクラブです。
さわやかな好ましい感じの素敵な生徒たちです。

フードバンク和歌山へ活動支援金

7月22日 コロナ禍のなか、黒田会長の “ みな様!” と弾んだ声で始まりました。次期委員会研修会の開催です。研修会直前の時間を利用、「フードバンク和歌山」への活動支援金贈呈式を行いました。

たくさんの皆様方のご協力のもと2019年12月4日に開催いたしました “  Piano Duo Concert ” と 第17回チャリテバザーの収益から和歌山市民図書館に時計を、フードバンク和歌山にはご活用いただきますようにと活動支援金を贈呈させていただきました。コンサート、バザーにご来場、ご協力いただきました地域の皆さま方ありがとうございました。
黒田美智子会長から鈴木事務局長へ贈呈
フードバンク和歌山理事長代理、鈴木事務局長は「生活困窮世帯の方々とその支援団体の援助に大切に使わせていただきます」とお話になりました。
黒田会長は「コロナ禍で例会を開催できず大変遅くなりましたが、お預かりしていたチャリティ事業の収益金を本例会で会員の皆さまの前で贈呈することができ理事会としても嬉しく思います」と話されました。

フードバンク和歌山
「学習支援」「御坊こども食堂」を、子ども達に 月6回無料で 開催し、他にも「社会的弱者支援」「居住支援」「見守りコール」(有料)などを行っている団体です。

2020年度のスタートです。

2020年度 SI和歌山紀ノ川 は宮本安津子会長を中心に活動させて頂きます。
よろしくお願い申し上げます。この度、第29代会長を務めさせていただく事となりました。
重責に身が引き締まる思いです。
コロナ禍のため、多くの社会的活動が制限されています。この困難な時代に、また、このような時代だからこそ、ソロプチミズムを貫き、30周年に向けて、諸先輩方の築き上げてこられたSI和歌山紀ノ川の奉仕活動を、継承し、守り抜くことが私の使命と考えます。皆様方のご指導、ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
2020年度会長 宮本安津子

2020年度活動について(次期委員会研修会の日に)
会員の皆様
コロナウィルス感染が再び拡大しているなか次期委員長はどのような活動が出来るか悩んでいるかもしれません。今の状況をチャンスととらえて、今だからできる活動を考えて、工夫していただいて内容を充実させる機会になるかもしれません。外に向けての活動が出来なくても ・PR活動・啓蒙活動であるとか各委員会で知恵を出し合って新しい活動を考えていただき、一致団結してこの局面を切り開いて30周年に向けて新しい一歩を進んでまいりましょう。 会長 宮本安津子

 

2019年度最終例会

7月17日2019年度最終例会を行いました。1月末よりCOVIT-19の影響をうけ、下半期は、各委員会の活動が中止、延期を余儀なくされ、思い通りに活動が出来ないまま、2019年度の終了の日を迎えました。
例会前に最終例会恒例の集合写真の撮影を行いました。(登録会員数 25名)
7月通常例会に引き続き2019年度年次会合を行いました。そのなかで
2020年度理事会メンバー就任式及びデレゲート任命式を行いました。
   2020年度理事会メンバー 宮本安津子会長、玉置登世子副会長を囲んで。

会長引継ぎ式を行いました。2020年度 宮本安津子会長の胸に会長ピンが輝いています。黒田美智子2019年度会長1年間ご苦労様でした。

ハナミズキを植えました

地元に根ざした活動を願うSI 和歌山紀ノ川の継続事業の1つに「植樹」があります。
6月23日 昨年に引き続き、加太青少年国際交流センター 芝生広場に淡いピンクの花を咲かせる花水木を植えさせていただきましたた。
昨年植えた木の横に植えました。一本のことで、急ににぎやかになって、昨年植えた木も喜んでいるように感じました。
“ 花水木 ”  は 暑さ寒さに強く、乾燥にも強い落葉樹。4,5月にはお花が咲いて実をつけます。その実は秋になるとつややかなきれいな赤い実となります。青葉も紅葉も美しい花水木。1年を通してとても、表情豊かな木です。
センターを利用される皆様に季節の移ろいをお楽しみいただけましたらと庭師さんの作業を木陰から見守りました。